5月
1年の中で
いちばん大好きな季節です。
先日ふと通りがかった神社で
お祭りが行われていました。
気ままに向かい合うお店の真ん中を
交互に首を動かしながら歩いていると
「1回200円」のくじ引きの文字
裸電球の下
別の友達の引く番号が気になって
なかなかその場を離れることが出来ません。
一体何回くじを引いたでしょうか。
握りしめた100円玉は
おじちゃんの手から缶の中へ投げ落とされ
くじを捲るまでのその時間は
測る事の出来ない夢の時間だったことを
今では思います。
あの中には
きっと「当たり」はあったはずです。
でも、
当たりくじを引けなくて
本当に良かったと今では思います。
40年前の自分に
「今日もありがとう。」
新緑のその姿に